講習会コース導入園・担任の先生インタビュー
2014年夏から全クラス3学年合計9クラスで講習会コースを導入してくださっているM幼稚園様。現在、年6回講師が園を訪問し、担任の先生を対象に講習会を行っています。年中クラスを担当する3人の先生方に感想をお聞きしました。
―講習会コースを導入していただいて1年余りになります。講習会はいかがですか?
【担任の先生】:アクティビティやゲームなど、とても楽しいですし、子ども達への伝え方などもデモンストレーションしていただき参考になります。私は英語は得意ではありませんが、子どもと一緒に学びながらできるので、思ったよりは入り込みやすかったです。歌詞を確認すると、それほど難しい英語も使っていないことがわかりました。
―次の講習会まで、先生が主体となって英語を取り入れることになりますが、不安はありませんでしたか。
【担任の先生】:振付けがわからなくなってしまったところは、DVDを観たり、他の先生方と確認したりしています。わからないことがあれば、講師に「いつでも聞いて下さい」と言っていただいています。
―保育の中でどの程度英語を取り入れられていますか。
【担任の先生】:朝と帰りの時間にCDを流しておくだけでも、子ども達が自由に歌って踊っています。「この曲はこの子が得意」などわかってくるのでおもしろいです。”See you” などの挨拶もできますし、「10数える間にお仕度終わらせてね」と言う時なども、英語で数えています。また、”How is the weather (今日のお天気は)?”の問いかけもしています。以前は、一部の子だけが答えてくれていたのですが、今ではみんなが答えられるようになり進歩を感じます。
時間がある時はアクティビティもしています。10月はハロウィンですので、みんなで紙のキャンディを作って、”Trick or Treat”で遊びました。遠足では”What’s your name?”の歌を使って、順番に自己紹介をしました。
―保護者の方に成果をお見せする機会はありますか。
【担任の先生】:運動会では、”Exercise Time”を踊りました。保護者の皆さんはびっくりされていましたよ。年中クラスの父親参観では、お父様方にも、子ども達と一緒に踊って頂きました。英語に対する保護者の方々の関心は高いので喜んでもらえました。
―先生方と子ども達、保護者の皆さまが一緒になって、喜びを分かち合えるのは素敵ですよね。ありがとうございました。
取材執筆:ライター鯰美紀